環境測定機器
防じんマスク性能試験装置 AP-9200NW型
●原子力発電所で使用の防じんマスク性能の総合検査および管理に適します。●マイクロコンピューターによる自動制御、パーソナルコンピューターにより操作、記録、集計などが自動化されます。●労働安全衛生法に基づく防じんマスクの性能試験(H12年改定)に沿った試験が行えます。■構成●NaCl 粒子発生部NaCl 約2%水溶液をミスト状に噴霧し、このミストを単分散化し乾燥させることにより、一定条件のNaCl 粒子を連続発生させます。電源は、装置全体の電源供給源で各部の出力ラインには、過電流防止用のブレーカーが設置されており、記録演算出力ラインには無停電電源装置を設け、停電時の電源をバックアップします。空気清浄は、装置に用いる圧縮空気の清浄乾燥化をはかり、各ラインでの使用圧力に減圧、供給します。
●測定部
光散乱光量積分方式を測定原理とする濃度検出器で、試験体の上流側と下流側のNaCl 粒子濃度を同時測定し捕集効率を評価します。また同時に微差圧計により試験体の吸気抵抗を測定します。
●記録演算部
パーソナルコンピューターを用いて、測定部に対する検出器チェックおよび試験体の測定指令を与え、測定部より入力される計数値を演算し、判定基準に対し、比較評価します。また得られたデータを定められた様式にそってプリントするとともにSDカード等に記録し、測定結果の日報や試験体の履歴が求められます。
●測定部
光散乱光量積分方式を測定原理とする濃度検出器で、試験体の上流側と下流側のNaCl 粒子濃度を同時測定し捕集効率を評価します。また同時に微差圧計により試験体の吸気抵抗を測定します。
●記録演算部
パーソナルコンピューターを用いて、測定部に対する検出器チェックおよび試験体の測定指令を与え、測定部より入力される計数値を演算し、判定基準に対し、比較評価します。また得られたデータを定められた様式にそってプリントするとともにSDカード等に記録し、測定結果の日報や試験体の履歴が求められます。
仕様
品目コード | — | |
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型式 | AP-9200NW | |
測定原理 | 粉じん捕集効率:光散乱光量積分方式 (デジタル粉じん計) 通気抵抗:可変静電容量センサー式微差圧計 |
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測定対象 | 防じんマスク(全面・半面)と吸収缶 | |
測定範囲 | 粉じん捕集効率:0~99.99% 通気抵抗:0~1999Pa |
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測定精度 | ±1%以内 | |
測定感度 | 上流1CPM=1μg/m3、1Pa | |
測定項目 | 粉じん捕集効率、吸気抵抗 | |
Nacl粒子 | 幾何立法体相当径=0.06~0.1μm 幾何標準偏差σg=1.8以内 発生濃度約30±5mg/m3 |
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集計項目 | 試験体の種類、名称、番号、上流・下流濃度、 捕集効率、吸気抵抗、良否判定 試験体の履歴追跡 |
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記録計 | 上流・下流濃度 | |
試験空気量 | 吸引流量max.85L/min(Normal) 圧縮空気0.5~1.0MPa500NL/min |
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制御方式 | シーケンス制御:マイクロコンピューター 総合制御と演算統計処理:パーソナルコンピューター |
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測定時間 | 120秒(正味) | |
寸法・質量 | NaCl粒子発生部570(W)×840(D)×1830(H)、約210 測定部570(W)×1240(D)×1830(H)、約210 記録演算部670(W)×590(D)×1260(H)、約60 |
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価格(税別) | お問い合わせください | |
備考 | ※本装置は、主として原子力発電所で使用するマスク面体のフィット、弁の漏れ、フィルターの捕集効率、吸気抵抗などを総合的に検査管理する装置で、NaCl粒子発生部、測定部、記録演算部、によって構成されています。 本装置の特徴は測定部に特殊表面処理を施した試験人頭を用いて、面体のフィットはすべてモーター駆動により行い、検査時間および耐久性が考慮されています。さらに測定部のシーケンスはすべてマイクロコンピューターにより制御され、記録演算部はパーソナルコンピューターによって操作手順およびデータの記録、集計を行います。 |
関連情報
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