集中監視制御装置,柴田科学sibata代理

動物・環境試験装置

集中監視制御装置

集中監視制御装置

吸入実験用の制御盤を集中監視室に設置し、すべての吸入実験の運転制御を監視室で行うことができます。本装置は大気環境汚染物質の慢性吸入実験システムの例であり、4濃度1対照の実験を同時に、4系統で合計20基のチャンバーの運転ができる集中監視制御装置です。その構成は空調装置、給排気処理装置、チャンバー制御部、監視記録部などから成り、これらの運転状態はグラフィックパネルに表示されます。

●運転条件の設定と制御吸入チャンバー内の圧力、流量、温度、湿度並びに試験物質濃度などについて実験条件の設定を行います。また自動制御システムを採用しています。●運転状態の監視と記録吸入チャンバーの圧力計、流量計、温湿度計、濃度計を備えており、実験中の運転状態の監視ができます。また、これらの値は記録計とコンピューターに取り込まれ、データ処理します。●警報と安全装置吸入チャンバー内の濃度異常をはじめとして圧力、流量などの異常に対しては警報を表示し、安全装置が作動して供給の自動停止やファンの切り替えを行います。

  • 集中監視制御装置
  • 集中監視制御装置
  • 集中監視制御装置

仕様

品目コード
記録計 ハイブリッド型 30点 / 1コ
給気温度調節計 0~50℃±1℃ / 1コ
給気湿度調節計 30~100%±5% / 1コ
給気圧力調節計 1.96kPa / 1コ
排気圧力調節計 -1.96kPa /1コ
圧力計 0.196kPa / 5コ
バルブ開度設定器 0~100% 2位置 / 10コ
温度計 0~50℃±1℃ / 5コ
湿度計 30~100%±5% / 5コ
運転表示板 グラフィックランプ付 / 1コ
警報表示板 グラフィックランプ付 / 1コ
流量計 0~1m3/min / 5コ
価格(税別) お問い合わせください
備考 ※チャンバー1基用から20基用まで、各種の監視制御装置を製作しています。お問い合わせください。

関連情報

カタログ
  • 総合カタログ

ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型,柴田科学sibata代理

動物・環境試験装置

ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型

ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型

●小型軽量で据付が簡単●PC制御により高空のエアロゾルの動態を自動観測できます。●電話回線、インターネット等を用い中央監視局での遠隔操作、監視、データ収集が可能になります。●複数の観測局を中央監視することでエアロゾルの挙動がリアルタイムで確認できます。■ライダーで非球形を区別する原理黄砂の観測においては、散乱体が黄砂であるか、大気汚染エアロゾルであるかを判別することが重要となります。偏光測定機能を持つライダーでは、散乱による偏光の変化(偏光解消度)を利用して黄砂を識別することができます。この偏光解消度は散乱体が非球形である度合いの指標です。大気汚染による硫酸エアロゾルのような液相のエアロゾルは球形ですが、鉱物粒子の黄砂は非球形なため偏光解消度が高く、黄砂を感度よく判別することができます。

  • ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型
  • ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型
  • ライダーエアロゾルモニタリングシステム L2S-SM Ⅱ型

仕様

品目コード
型式 L2S-SMⅡ
ライダー 型式:L2S-SMII
方式:Nd : YAGレーザー、ミー散乱測定方式
レーザー発射部 光源:フラッシュランプ励起のパルス Nd:YAGレーザー
出力エネルギー:20mJ Max(532nm)、20mJ Max(1064nm)
波長:基本波 1064nm、第2高調波 532nm
繰り返し:10Hz
出力ビーム:ビーム径 約20mm
ビーム送信方向:鉛直方向
レーザー受信部 受信望遠鏡:口径20cmシュミットカセグレン型、焦点距離 2m、受信視野角 1 mrad (typical)
検出器:1064nm: APD(アバランシェフォトダイオード) 、532nm: PMT(光電子増倍管)×2(2偏光成分)
受信スペクトル幅:3nm(532nm)、 3nm(1064nm)
ライダー電源 AC110V 50/60Hz 15AのAVR
RS232CでPCに接続、PCのプログラムにより制御
価格(税別) お問い合わせください
備考 ※近年、春先の2月から5月にかけて、黄砂の飛来観測が報道をにぎわしています。この黄砂の多くは中国ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などで発生し強い季節風によって運ばれ飛来するものです。日本では旅客機の発着など交通に及ぼす被害、中国では農作物被害などさまざまな分野に大きな影響がでています。また人為的な発生源などから出てくる排ガスなどと化学反応し、生活環境や健康に及ぼす影響が懸念され、国立環境研究所、中日友好環境保全センターが中心となり研究が進められてきました。この黄砂は高空まで巻き上げられ地上数キロメートル上空の気流によって運ばれてきます。このようなことから地上数キロメートルまでの高度分布観測の測定が重要となります。従来目視観測は地上に限られ、モヤなのか黄砂なのか判別も困難でした。このため新たにライダー装置が開発され、高度分布のリアルタイムな測定が可能となりました。(独立行政法人国立環境研究所 大気圏環境研究領域 遠隔計測研究室ご指導)

関連情報

カタログ
  • 総合カタログ