モリナガ FASPEKエライザU
- ※
- ボトル及びラベルなどは予告なく変更することがあります。
キットの特長
- 消費者庁次長通知「アレルギー物質を含む食品の検査方法について」に記載されたバリデーションを満たした定量検査法(モリナガFASPEK特定原材料測定キット)の改良検査法です。
本キットは「アレルギー物質を含む食品の検査方法の改良法の評価に関するガイドライン」によって示された基準を満たしており※、食物アレルゲンを含む食品の検査に使用することができます。
- 当社オリジナルのExStaTM抽出液(特許第5451854号)は、高効率にタンパク質を抽出できます。その優れた性能により各社の通知準拠ELISAキットにも採用されています。
- 当社独自の技術を用いることで、多種類の食材を使用した食品検査において偽陽性が少なく、信頼性の高い結果を得ることができます。ロット間差が小さく、測定値の再現性に優れています。
- 特定原材料タンパク質として0.31μg/gから定量可能です。
- 1時間50分と短時間で測定が可能です。
- FASPEKエライザUとナノトラップProUの抽出液は共通の組成です。ナノトラップProUで陽性になった検体の抽出液をそのままFASPEKエライザUで数値化できます。新たに抽出せず数値化できますので大幅に時間短縮ができます。
- ※
- FASPEKエライザU牛乳(β-ラクトグロブリン)・大豆は除く(大豆は特定原材料に準ずるものとして、表示が推奨されている項目です)
モリナガFASPEKエライザU ラインアップ
モリナガFASPEKエライザU ラインアップ
製品コード |
製品名 |
通知準拠 |
対象タンパク質※ |
M2111 |
FASPEKエライザU卵(卵白アルブミン)
| ○ |
卵白アルブミン |
M2112 |
FASPEKエライザU牛乳(β-ラクトグロブリン)
| |
β-ラクトグロブリン |
M2113 |
FASPEKエライザU牛乳(カゼイン)
| ○ |
カゼイン |
M2114 |
FASPEKエライザU小麦(グリアジン)
| ○ |
グリアジン |
M2115 |
FASPEKエライザUそば
| ○ |
そば可溶性タンパク質 |
M2116 |
FASPEKエライザU落花生
| ○ |
落花生可溶性タンパク質 |
M2117 |
FASPEKエライザU大豆
| |
β-コングリシニン |
※FASPEKエライザU各キットでは、対象タンパク質に対する抗体を用いています。
キットの構成
キットの構成
|
品名 |
容量 |
数量 |
A |
特定原材料抽出液 ExStaTM A液(10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
B |
特定原材料抽出液 ExStaTM B液(10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
C |
特定原材料抽出液 ExStaTM C液(10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
D |
抗体固相化プレート |
8ウェル×6本 |
2パック |
E |
標準品(50ng/mL) |
1mL |
2本 |
F |
酵素標識抗体溶液 |
13mL |
1本 |
G |
酵素基質溶液(TMB溶液) |
13mL |
1本 |
H |
反応停止液(1N硫酸) |
13mL |
1本 |
I |
洗浄液(20倍濃縮液) |
50mL |
1本 |
− |
プレート用フレーム |
− |
1個 |
− |
プレート用ふた |
− |
1枚 |
− |
取扱説明書 |
− |
1部 |
その他必要な器具・装置
その他必要な器具・装置
ミルミキサー |
食品の粉砕・均質化に使用します。 |
秤量天秤 |
食品の秤量(1g)に使用します。 |
ポリプロピレン製遠心管(50mL) |
食品を抽出するために使用します。 |
メスシリンダー、プラスチックピペット |
検体抽出液、検体希釈液の調製に使用します。 |
ボルテックスミキサー |
食品を検体抽出液中に分散させるために使用します。 |
振とう機 |
食品を抽出するために使用します。 |
遠心分離機 |
3,000xg以上の遠心加速度の出せるものが必要です。 |
ろ紙 |
抽出液のろ過操作に使用します。 |
マイクロピペット |
50μL〜1000μLの範囲で操作できるものが必要です。 |
ポリプロピレン製チューブ(1.5mL) |
標準溶液の調製および測定溶液の希釈に使用します。 |
プレート洗浄機 |
本キット専用の洗浄機を準備してください。エライザ洗浄用ディスペンサーを用いることでエライザ測定時のプレート洗浄操作が簡単に行えます。 |
プレートリーダー |
単波長の場合:450nm 2波長の場合:主波長 450nm、副波長 600〜650nmで測定できるものが必要です。 |
- ※
- 実験中は使い捨て手袋やマスク等の着用をお勧めします。