モリナガ加熱処理牛由来タンパク質検出キットVer.2
- ※
- ボトル及びラベルなどは予告なく変更することがあります。
キットの特長
- 「飼料分析基準」に配合飼料及び動物質性飼料(例:ポークミール、チキンミール、フィッシュミール等)中の牛由来たん白質の検査キットとして掲載されました。
(2011年8月22日、23消安第2266号 農林水産省消費・安全局長通知「飼料分析基準の一部改正について」)
- 農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課より、加工食品残さを原料とする動物質性飼料中の牛由来タンパク質の検査キットとして承認されました。(2014年10月27日、26消安第3691号農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課長通知「加工食品残さを原料とする動物質性飼料中の牛由来たん白質の確認試験法について」)
- 飼料中の加熱処理牛由来たん白質を高感度に検査可能です。牛肉骨粉0.1%の混入から定性的に検出できます。
- モリナガ加熱処理牛由来タンパク質検出キットで偽陽性が確認されていたポークミール、乳、ゼラチン等の偽陽性を解消しました。
- キットに毒物を使用しておらず、環境面・安全面に配慮しています。
- 2時間20分と短時間で測定が可能です。(検体の調製を除く)
- マイクロプレートを使用したサンドイッチELISAであるため特別な施設・設備等を必要とせず、通常の実験室で測定が可能です。
キットの精度
キットの精度
同時再現性試験 |
C.V.≦10% |
日差再現性試験 |
C.V.≦10% |
ロット間差再現性試験 |
C.V.≦10% |
キットの構成
キットの構成
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品名 |
容量 |
数量 |
A |
A液 (10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
B |
B液 (10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
C |
C液 (10倍濃縮液) |
100mL |
1本 |
D |
検体希釈液 (10倍濃縮液) |
13mL |
1本 |
E |
陽性対照溶液 (高濃度標準品) |
1.8mL |
1本 |
F |
陽性対照溶液 (低濃度標準品) |
1.8mL |
1本 |
G |
陰性対照溶液 I |
1.8mL |
1本 |
H |
陰性対照溶液 II |
1.8mL |
1本 |
I |
洗浄液 (20倍濃縮液) |
50mL |
1本 |
J |
酵素標識抗体溶液 |
13mL |
1本 |
K |
酵素基質溶液 (TMB溶液) |
13mL |
1本 |
L |
反応停止液 (1N硫酸) |
13mL |
1本 |
M |
抗体固相化プレート |
8ウェル×3本 |
4パック |
− |
プレートシール |
− |
2枚 |
− |
プレート用フレーム |
− |
1枚 |
− |
プレート用ふた |
− |
1枚 |
その他必要な器具
その他必要な器具
ミルミキサー |
飼料を均質化するために使用します。 |
秤量天秤 |
飼料1gを秤量できるものが必要です。 |
ポリプロピレン製遠心管(50mL) |
100℃の加温に耐えうるものが必要です。 |
メスシリンダー、プラスチックピペット |
抽出液・洗浄液の調製や分注に使用します。 |
ボルテックスミキサー |
抽出液と飼料を混和するために使用します。 |
水浴 |
沸騰を維持できるものが必要です。 |
遠心分離機 |
3,000xg以上の遠心加速度が出せるものが必要です。 |
ろ紙 |
遠心後のろ過に使用します。 |
マイクロピペット |
50μL〜1000μLの範囲が必要です。フィルター付きチップの使用をお勧めします。 |
ポリプロピレン製チューブ(1.5mL) |
検体の希釈に使用します。 |
洗浄機(ウオッシャー) |
本キット専用の洗浄機を準備してください。 |
プレートリーダー |
単波長の場合:450nm 2波長の場合:主波長 450 nm ・ 副波長 600〜650 nm が測定できるものが必要です。 |